VALUE LIFE

生命を大切にする観点から、私の記憶、体験、知識などを綴ります。

全部幸せなんだと考える

浴室の窓にカビを見つけてしまった。 普段の掃除も、それほどきちんとできていないので 初めてのことではない。 けれども ここのところ 家事が手いっぱいに感じるほど 気持ちに余裕がなくなっていた。 しかも浴槽にお湯を張っている最中である。 取り急ぎ 消…

食品表示

夫はわたしが出会った20代の頃にはアトピーだった 自律神経失調症でもあった 会社に苦手な上司がやってきて、ただでさえ きつい仕事が逃げ場もなく苦痛になり アトピーがひどくなっていった 自律神経の方の薬も飲んでいて 食生活の好みはジャンクも多かった …

歩き出すために

ソワソワと落ち着かないとき わたしの中では、今までと違った動きを求めていて 周りとの兼ね合いではない状態に向かって 考えるより体が先に動き出そうとしている 周りの動きによって変わる自分の動きには 随分慣れ親しんでいるから その合間に思い浮かんで…

「知恵」を選ぶ

朝から 時間の流れや周りの動き、人との関わりが始まり 自分の心や体の声とは関係なく 起き出し動き始める ひと段落しても頭の中に 今日をいかにこなしていくかの方向で巡らす 思考の波と焦りや緊張があって 途切れることなく 何かしなければならない気持ち…

一歩引く

そろそろ寝たいと思う時間になって 洗濯をし残していたことに気づいた。 これから洗濯機を回したり 手洗いしたりしていたら、 一時間以上かかるだろう。 それでも 洗濯カゴを空っぽにしたい為に お腹の中にじりじりとした嫌な気持ちを 湧き立たせながら自動…

「めんどくさい」の行き着くところ 

以前、 「めんどくさい」を考える、という 話を書きました。 わたしの中の「めんどくさい」という思いは 変わらなくても、意識は少しずつ変わり、 「めんどくさい」と思うことの中にある 何かを完成させたり、丁寧に扱ったりすることには 憧れのような良いも…

発想の転換

落ち着いたた気持ちで生きているはずが 人の話を聞いているうちに うらやましくなったり 人と比べてしまって居心地が悪くなってしまったり まだまだ 未熟な心というか落ち着き切っていない 心のざわめきが噴出することがある。 今の自分に満足していないのも…

ネムノキの花

そう・・・ あれは もう暑くなり始めた頃だ。 犬を連れて行った公園で 木陰を作ってくれている樹木をふと見上げた。 晴天の青と 芝の緑を背景にして 大きく枝を広げたその木があった。 その枝についていた花は濃いピンク色だったが 一つ一つの花の印象は微か…

悲しみを癒す 

何も特別に大きなこともない そして予定も決まっていない朝なのに 不安とも呼べるような生気を奪う感情が 心の中を占めていて、時間が過ぎて行く。 わたしは 何かしなければと焦り出す。 何かって? 有意義だと思えることを 朝のうちにやっておきたいことを …

自分に罰を与えない

最近、理想通りに早く起きることができて 気持ちにゆとりがあり、朝のうちに日常の家事も ある程度手掛けることができ、快適さを味わっていました。 いつもより早く犬の散歩に出たら、 いつも気がつく以上の 何種類もの鳥の鳴き声に驚いたり、 いつもより鮮…

やる気がないとき

歳のせいも 体調も 季節や世の中の様々な事象も 気がかりなことも 人間関係の不具合なども いつの間にか心身に影響を及ぼす一因ですが 私たちは些細なことで 気力が低下してしまい そんな自分を持て余すことがあるものです。 そのままやる気のない状態を受け…

日向の力

わたしの部屋は、家の中の狭い一角です。 冬の間は日照時間も短く、冷え切っています。 それでも南の窓から太陽の光が差し込む その時間は、一人でいるのに落ち着く場所になります。 冬の日は特に こうも日向の暖かさは よりどころになるのかと実感します。 …

本当の言葉

世の中には、普段の暮らしの中や、 創作物の中に、心揺さぶられるもの、感動や 思いの伝わる物事がそこかしこにあるものです。 慣れ親しんだ、飽き飽きした日常に つい感謝することや、幸せな気持ちを見過ごして つまらない日にしてしまいそうな時にも、 見…

自分を保つ 

人に影響を受けやすいと気づいていたのに なかなか良い自己対応ができていませんでした。 朝起きて、比較的良い状態の自分も その後、見たり聞いたり会ったりした事で 非常に良くないところまで気分が波立つ事が よくあって、精神的にそれが積み重なって 気…

背中で見る

私は 挑戦します。 子どもに 聞かせる言葉は 穏やかな気持ちになれるものだけに。 生まれ育った環境を思う時、 そこに引き戻されるような苦さはいらない。 毎日、ここまでがすでに いろいろな思いを飲み込んで成長してきた。 その上で尚、畳み掛けるように聞…

たどり着く先

先日、お花を贈る機会がありました。 私がお願いしたい花屋さんは、 以前も依頼したことがあるお店でした。 そこに向かうのが出遅れてしまい、 お店に着いた時には 配達中の札が出ていて すでに 車に乗り込もうとされていました。 それでも、私の用件に耳を…

伝える

自分が体験して良かったと思うものを 人に話したくなることが私にもあります。 たとえば、わたしの体験的には 健康に良いものや、 体の辛いところに良かったもの、 真理や真髄を突いていると感じるもの、 人生の辛かった時に助けになったものなどが、それで…

愛と自由

人生の進路を決める時、いつも周りの意見を気にして 非難されない批判されない選択肢をとってきました。 私は この姿勢をあまり良いと思っていません。 親が私の人生の先々を考え、幸せの雛型を見つけ そこへ繋がるルートはきっとこうだと予想して誘導してく…

二択

心身の不調が起こったとき、どのように対処していますか? わたしは子どもの頃、比較的元気に生まれたはずが 幼少時はリンパ腺をよく腫らし、その度に病院へ つれていってもらって注射や薬で治していました。 風邪症状では内科、虫歯治療の歯科のほかでは 湿…

よりどころ   

まだ、子どもがちっちゃなちっちゃな頃 乳離れができず、寝かしつけに往生していました。 幼稚園の入園が近づき、やっとのことで 寝る前にお話を聞かせてあげることを交換条件に 納得させて、毎晩 作ったお話を聞かせました。 晴れて乳離れの後も、リクエス…

見守る

人に対して、子どもに対して 「がんばって。」と言うことに とても抵抗があります。 頑張ることに疲れたことがあり、 頑張っていた人が亡くなってしまったことがあり 頑張ってという言葉の弊害みたいなことの方が わたしの中では大きくなってしまったからで…

世界の見え方

自分が正しいと思っていることが 正しいように周りからも受け入れられているとき 人は精神安定を得て 安心して生きて行けます。 考え方の違う相手はどこにでもいて 話をすることでお互いの違いが分かると 受け入れあって距離を取ったり縮めたりします。 とこ…

やさしく

生きているもの同士 お互いがなるべく 優しくしあえたらいいなと思います。 それでも、自分のテリトリーを守るためのなんらかは なくなることはないかもしれませんが、そういう 気持ち次第では、世の中 生きやすくなるからです。 争い事は身を固くして、不安…

好き嫌い

私は決断力があまりない方で、優柔不断だと 言われることもあります。 もしかしたら いろいろなことを受け入れていると ちょっとそういう傾向が強くなるのかなと思います。 その中でも 心底 受け入れるか 表面上、受け入れるかといった違いでいうと 表面上の…

作用と反作用

小さな頃、扁桃腺を腫らして 病院へ連れて行かれることがよくありました。 飲み薬はピンク色のドロッとした甘い液体で 瓶から計量して原液で飲むものでした。 もう少し大きくなってから粉薬や錠剤になり 風邪を引くたびに処方される病院の薬を なんとか頑張…

完璧主義の呪縛

小さな世界の一完璧主義者だったと 今 自分を振り返り、思うのです。 考え方についてそう言われてしまうことは たまにありました。 それでも私には、ピンとこなかったですし 完璧を目指すということは良いことだと 捉えていました。 自分には完璧に出来たこ…

人と人⑶

引っ込み思案の性格というものは 毎日 いちいち勇気の出番があり 失敗だ、また失敗だと小さな針が その呪縛に重きを置いて、無駄な 緊張感とそこから逃れたいゆえの 無意味な行動の発生と焦りの時間で さらに行動しない出来ない自分を 強化していくという傾…

人と人⑵

一方的なコミュニケーションでも 自分の気持ちや意図が認識できれば 行動によって何かしらの展開があり 出会いや成長に繋がるのではないでしょうか。 出会いとは、それが良い方に進んだ時 そう感じるでしょうし 成長とは、後になって成長した自分と 出会うこ…

人と人⑴

人が怖いとかめんどくさいとか つい思ってしまうところを いまだに持っています。 親の言いなりに生きてきてしまった 無力感と虚しさが残った過去や ものごとに対し全力を出し切ったと 言い切れない臆病な向き合い方により わたし自身への信頼感が欠けるよう…

ぜんぶ自分のため

常に周りに気を配り 人との調和を図り 人の役に立っているか気にかかり 人の調子に左右され 人との関わりで 時間が過ぎていき 中身の作れない そんな自分の外側主導の人生は いつになっても終わりなき空虚と 人間力の弱さゆえの失態続きに 歯痒い思いをしな…